切らないで二重まぶたを実現する埋没法について

二重まぶたの手術というと切開を伴うイメージを持たれがちですが、時代の移り変わりの中で切らないで実現する方法も増えています。中でも若い世代を中心に人気となっているのが埋没法です。埋没法とは医療で使用する細い糸で瞼の内側を数ヶ所縫い止めすることでまぶたを二重にする方法のことを言います。埋没法の利用者が増えている大きな理由の一つがダウンタイムの少なさです。

一般的な外科手術と違って切開をしないため、施術後の腫れを最小限に抑えることができます。人によって若干の個人差はありますが、大きく腫れ上がる期間は平均1週間程度です。メイクや矯正目的のコンタクトレンズの使用も数日程度で行えるようになります。従来の外科手術のように腫れが引くまで長期間自宅で安静にしている必要がなく、すぐに普通の日常生活を取り戻せるのは大きなメリットです。施術に掛かる時間の短さも特筆すべきポイントの一つで、事前のカウンセリングで特に問題が見られなければ数十分程度で完了します。埋没法は一度行えば数年程度は効果が持続するので仕事に追われる忙しい人でも心配ありません。

埋没法を利用するにあたって大事なポイントが仕上がりの形です。二重まぶたは末広型、平行型などいくつかの形に分類されていて、縫い止めする数や位置で仕上がりが大きく変わります。事前のシミュレーションで確認をすることはできますが、スムーズに進めていくために事前に希望する形をイメージしておくことが大切です。利用者の増加に伴って様々な場所で埋没法の施術を受けられるようになっているとはいえ、どこを選んでも同じというわけではありません。美容整形は原則保険適用外の自由診療になっているため、クリニックごとに費用は変わります。また、施術を行う医師の技術も仕上がりに大きく影響するので気を付けなくてはいけません。料金と合わせてクリニックの実績や信頼性をチェックすることが失敗を避けるコツです。