美容IQアップ

TOP PAGE

美容IQアップ

ボトックス注射なら多汗症・ワキガを切らずに治療できる

ボトックス注射はシワ取りや部分痩せなどの施術に使用されることで知られていますが、多汗症やワキガの治療にも有効です。ボトックス注射には筋肉を弛緩させる作用がありますが、それだけでなく交感神経の伝達作用を遮断する作用もあります。そのため、脇に注入すると交感神経からの発汗を促すシグナルが遮断され、汗をかきにくくなります。多汗症が改善するほか、汗をかかなくなったことにより汗と雑菌が混じり臭いを発しにくくなります。完全に臭いがなくなるわけではありませんが、7割ほど改善されるのが一般的です。

ボトックス注射

また、ボトックス注射で注入するボトックス製剤の原料は食中毒の原因菌のボツリヌス菌であるため、安全性に不安を感じている人も多いようです。しかし、ボツリヌス菌をそのまま注入するのではなく、精製したものをさらに希釈して注入するため副作用の心配はほとんどありません。体内に入ったボトックス製剤は時間をかけて少しずつ分解され、体外に排出されます。そのため、ボトックス注射の効果は半永久的に続くわけではありません。多汗症・ワキガのボトックス注射の効果の持続期間は、半年から1年ほどとなります。春前に注入すれば、春から夏の最も汗をかきやすい時期を楽に過ごすことができます。半年に1回のペースで注射をすれば、1年を通して多汗症やワキガに悩まされることがなくなります。

多汗症・ワキガ

多汗症・ワキガにおけるボトックス注射の所要時間は、約10分ほどと短時間で済ませられます。1回の施術で10か所から15か所に注入するためチクチクと痛みを感じますが、我慢できないほどの痛みではありません。クリニックによっては、痛みを防ぐために麻酔を使用できることもあります。注射を受けた当日は湯船に浸かることはできませんが、シャワーに入るのはOKです。多汗症・ワキガのボトックス注射の費用の相場は、6万円から10万円ほどとなります。ボトックス製剤の種類によっても料金が異なるので、事前に確認しておきましょう。